この度、映画 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』の監督である松岡錠司さんから、「昭和30年代末にオトンがオカンにプレゼントした、レトロな感じで愛の水中花というようなイメージ」でガラスのリングを制作してほしいというお話をお聞きしました。いただいたイメージを大切に数種類制作した作品の一つが映画に採用される予定になりました。
写真は、映画 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』に登場予定のガラスの指輪です。登場予定のガラスの指輪は、オトン(小林薫さん)がオカン(樹木希林さん)に昔(昭和30年代末に)プレゼントしたものという設定です。
女優松たか子さんや内田也哉子さん(樹木希林さんの娘さん)に注目してご覧くださいね♪
店長よりコメント ・・・ 今回この 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 の映画化に伴うアクセサリー制作のお話をいただいた時、リリー・フランキーさんの著書をはじめて知りました。 私の母が病気で亡くなって間もないということ、境遇が良く似ていることなど共感できる部分がたくさんあり泣きながら拝読いたしました。私が母とかわした最後の母の言葉が、「たけよし・・か」ということばでした。 親が子を思う最後の言葉でした。 苦労ばかりかけてしまって、これからそのお返しをと思っていた矢先の最愛の母との永遠の別れでした。
きっと母は、今回のお話を「がんばりなよ」と応援してくれていると思います。どんな形でラフォルムの作品が映画に登場するのか、今からとても楽しみです。
この度、松岡監督にラフォルムのガラスの指輪を気に入っていただき、そして採用していただいたことに大変感謝しております。また、(有)京映アーツの忠内さま初めスタッフの皆々さま、大変お世話になり本当にありがとうございました。
映画の成功を心よりお祈りしています。
2006年10月吉日
[2007/04/01]
何処かで見ていてくれますか・・。もしかしたら、このHP母さんも見ていてくれるかもしれませんね。
もうすぐ三回忌・・。母さんがいなくなって三年。私達は皆でなんとか力を合わせてやっています。だから、心配しないで下さいね。
少し、近況報告です。実は、2007年4月14日全国公開予定の映画、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 に、La formeが制作したガラスの指輪が登場する予定なんです。不思議なご縁をいただいてお作りした作品です。今、その本を読んでいます。母さんは仕事の事や、家の事、皆の事を東京タワーのオカンのようにとてもとても気遣ってくれたねぇ・・・、母さんとオカンがだぶってしまってついつい思い出して涙が出てしょうがなかった。母さんのことを思い出す時・・、優しく温かいシーンばっかり思い出します。あの時にはこんな言葉で、こんなふうに気遣ってくれたり励ましてくれたり・・、私達のために懸命に生きた母さんの姿を昨日の事のように思い出します。ただただ、純粋に私達に愛を与え続けた母さんの姿を思い出します。本当に本当にありがとね。安らかに安らかにお休みください。 |