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ガラスのことや庭木や花の事、日常役立つ?よくわかりませんが・・・
まめ知識など少しずつ気ままに発表しま〜す(^o^)丿

                    

 日 常 役 立 つ い ろ い ろ な お 話

「風水インテリアが効くお話」
 人間は、みな環境によってハッピーになったり、落ち込んだりと変わるものです。そして私たちにとって最も大切な環境は家や部屋ではないでしょうか。この最も身近な環境である住まいの運気をよくして幸福になろうというのが風水の考え方です。

 ≪部屋別ラッキーアドバイス≫
1.キッチン キッチンは金運や主婦の健康運を左右します。特に鬼門の位置にキッチンがある家は、常にピカピカにしておくのを怠らないでくださいね。他の方位の人は、素材は木製で色は白やアイボリー、グリーン、黄色などが吉。電子レンジなど火気の作用があるものは、風水から見ると人に良い影響を与えません。家族が集まるテーブルや火気と反発し合う冷蔵庫の上を避け、近くに小さな植物などを置くと、気を和らげることができます。
2.リビング だんらんの場リビングは、特に陰・陽のバランスに注意すべきスペース。日当たりが悪いと陰の気が強くなり、家庭が暗いムードになってしまいます。陽の気を持つムク材の家具や花、山を描いた絵など、陽のアイテムを配置して補いましょう。畳やフローリングは自然の気をもたらしてくれるので、カーペットを敷き詰めるのは逆効果。
3.サニタリー 水を使い、体と密接に結びついているサニタリーは慎重に扱いましょう。特にトイレはどこにあっても凶作用が働きます。凶意をやわらげるには常に清潔を保つ必要があるため、明るい照明が基本です。ただし、便器の水に光源が映らないように気をつけて。窓がないのはもってのほか、その場合は換気扇をつけっぱなしにして、強制換気を。浴室は男女の愛情やセックスに影響します。浴槽の材質はほうろうやヒノキが吉。プラスチックやステンレスなら掃除は念入りに。
4.寝室 寝室は年代によって最適な方位が異なります。若い時は東に、厄年を過ぎる頃から西へかえるのが良い。若いうちから西で寝ると妙に落ち着きすぎてしまうでしょう。ただし、ぐっすり眠れる方位なので、寝つきの悪い人にはお勧めです。ベットの位置や枕の向きを変えるだけでも効果的。カーテンはレースと布の二重掛けに。
5.子供部屋 「娘は東南の風に当てろ」「跡継ぎは東北の部屋で休ませろ」といわれます。女の子は良縁に恵まれる東南、男の子は相続の意味を持つ東北が吉とされるためですが、男女差のなくなってきた現代では必ずしも該当しません。どちらにも共通する成績アップのための方法は、机を北向きに置くこと。机の前には窓がないほうが良いでしょう。
(Dr.コパの開運風水インテリアが効くより、抜粋させていただきました)


「手元供養についてのお話」
手元供養(自宅での供養)とは
 手元供養とは、従来のお墓や位牌に変わる新しい供養のことです。お骨を粉末状にしてペンダントに封入したり、仏像やオブジェにしたり、あるいはペンダントに入れる、手のひらにすっぽり入るミニ骨壷に遺品とともに収めるなどして、手元に置き、日々供養するというものです。

手元供養(自宅での供養)と手元供養が生まれた背景について
 
近年、手元供養は焼骨を自宅などで保管し慰霊の場を身近に置いて故人を偲ぶ新しい自宅供養の選択肢として受けいれられています。背景には、大家族から個人へと移行しつつある現代社会において、墓地や供養における現状はより難しく、考え方も多様化し、血筋が絶えてしまうなどの理由から、先祖代々の墓地を持たない人、墓を建てる経済的ゆとりが持てない人、生涯結婚をしない、子供を持たない方、近年の少子化傾向などで、お墓の管理・供養の継続がだんだん難しくなってきています。子供にお墓や供養のこと(故郷が遠くて墓参りも十分出来ないことなど)で負担をかけたくないと考える親御さんも多くなってきています。また、宗教離れや洋風生活のため仏壇を置かないなど、死生観の変化や社会的要因も指摘されています。こうした中、「愛する家族や大切な人を身近な形で偲びたい。お遺骨を納骨すると一人になるので淋しいので一部を身近に置いていたい」など、手元供養は従来の形にとらわれず、自分らしいライフスタイルや自分らしい気持ちの表現として、また故人らしい供養の想いにお応えする偲びと癒しの対象として、アクセサリーなどに収めることを希望する人が5年ほど前から増えているといいます。2005年6月には特定非営利活動法人(NPO法人)「手元供養協会」が発足し、さらに関心が高まっています。

●お遺骨の自宅保管と法律の関係について
 「墓地、埋葬等に関する法律」の第2章・第4条に「埋葬または焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域、これを行ってはならない」という条文がありますが、これは焼骨を埋蔵する場合を規定するものであり『焼骨を自宅等に保管することは本状に違反するものではない』という説明が示されています。遺体の火葬までは法律で規定されていますが、火葬後の焼骨の扱いは、故人の遺志(遺言)やご遺族の意思で自由に決めることが出来ます。「お墓に入れなくてはならない!」という法律や義務は一切ありません。故人や遺族の意思でお遺骨メモリアルを作り、自宅供養(保管)することは、葬送を目的とする、死者を弔う祭祀(さいし)の行為にあたりますので現在の法律に抵触するものではありません。正式な手続きを経て火葬を済ませた焼骨は、故人や遺族の意志により自宅での保管が可能です。墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)第4条で、「埋葬又は焼骨の収蔵は、墓地以外の区域に、これを行ってはならない」という条文がありますが、これはお墓や納骨堂以外の場所、例えば他人の私有地や自宅の庭に勝手に焼骨を埋蔵する事を禁止していますが、自宅等で保管する事は、本条に違反するものではないとされています。また、お骨をプレートにすることは散骨と同様で、現在の墓地埋葬法では規定がありません。散骨について「それが葬送の為の祭祀(さいし)として節度をもって行われる限り問題はない」との法務省の見解と同様、自宅供養のための加工ですので、法律的には全く問題はありません。
 以上は 手元供養協会 http://www.eternal-p.com/temoto.html <お遺骨の自宅保管と法律の関係について>等より引用させていただきました。 

 ※「墓地、埋葬等に関する法律」第2章・第4条
(1)埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行つてはならない。
(2)火葬は、火葬場以外の施設でこれを行ってはならない。
★ 遺骨を家族が自宅に保管することは違法ではありません。散骨は焼骨を粉にして撒く行為なので、土をかけて埋めることをしなければ、この法律は適用されません。

 ※特定非営利活動法人(NPO法人)「手元供養協会」は、自宅供養の社会的認知と普及を目的として、2005年6月15日に設立されました。

             手元供養(封入)アクセサリーのページはこちらをご覧ください


「庭の雑草取りはゆで汁で・・、のお話」
 家庭で薬剤を使わない防除法といえば、まず害虫の捕殺と適切な栽培管理です。密殖を避け風通しをよくする。雑草を取るなど・・、庭の雑草は取っても取っても生えてきます。特にコンクリートの割れ目に生えているものは、取ろうにも手が入りにくくやっかいです。野菜や卵、うどんなどのゆで汁を雑草にかけると効果があるそうです。除草剤を使うより安全でよいかもしれません。ただし、こまめにやることがよいようです。一度お試しください。
 一般に農薬は化学物質と思われていますが、実際には何故これがと言うものも農薬になっています。ハダニやアザミウマを食うカブリダニ類、アブラムシやコナジラミを食う蜂やハエなど生きた虫(天敵農薬)稲の種子消毒用の食酢、うどん粉病用のベーキングパウダー、ハダニ用のでんぷん、アブラムシ用の石鹸・・。これらは農薬ですから効果は保証されているわけで、農薬は全て危ないとはいえない・・というお話です。


「桃の節句、ひな祭りのお話」
■「巳日祓」(みのひのはらえ)が源流
 平安時代中期、都の貴族の間では、3月の初めの巳(み)の日に、子供の無病息災を願うお祓い(巳日祓)が行われていました。この日を凶日とする、中国から伝わった行事「上巳(じょうし)の節句」に由来するものです。

 日本には当時、紙や草で人の形を模した「形代(かたしろ)」に災厄を託す風習がありました。この形代がやがて「人形(ひとがた)」に代わり、その人形を川や海に流して穢れをはらう「流し雛」に変わって行きました。

 一方、宮廷の女子や子供の間では、紙の着せ替え人形であそぶ「ひいな遊び」が流行っていました。清少納言の枕草子にも、「すぎにしかた恋しきもの、枯れたる葵、ひいな遊びの調度」とあります。時代と共に「流し雛」はこの「ひいな遊び」と結びついてお祓いの意味を薄め、やがて子供の健やかな成長を祝う行事に定着して言ったと考えられます。

■江戸時代、全国に普及

 室町時代になるとこの行事は3月3日に行われるようになり、今日のひな祭りの原型が出来上がりました。江戸時代にはしだいに華美になり、武士から町人へ、そして江戸から地方へと広まりました。段飾りが登場するのも江戸時代中期以降のことです。

 「桃の節句」の名称は、桃には邪気を祓う霊力が有ると考えられていたからのようです。桃太郎伝説もこれに関係しているのでしょうか。

 地域によってはひな祭りを4月3日に行うところもあります。また、雛人形は早く飾り早く片付けるのが習いのようです。ひな祭りが終わったら直ぐにしまわないとお嫁にいくのが遅くなるといわれますのでご注意を(*^_^*)
 
(歳時記みやだの里より、引用させていただきました)


「ドライフラワーの楽しさのお話」
 これから過ごす海や山での夏休みの日に採集した花、お誕生日のお祝いの花、結婚式の日に飾られた記念の花など・・思い出をドライフラワーにして残してみてはいかがでしょうか。
 世界でもっとも古い乾燥花については、ピラミッドの中から出てきたバラの花びららしきものが見つかったようです。日本では、現在のように生花に恵まれなかった冬の間、せめてお仏壇には花が飾れるようにという生活の知恵から、夏場にきれいな色どりで咲くムギワラギクなどを採集し、乾燥花にしてお供えをしたそうです。ただ、現在のようにインテリアの一部としてドライフラワー作りを楽しむようになったのは1970年代に入ってからのようです。
 
 ドライフラワー作りの方法は空気の流通で自然に乾かす「自然乾燥法」、シリカゲルの中に生花をすっぽり埋めて水分を脱水乾燥させる「埋没乾燥法」、加熱したシリカゲルで瞬間に乾燥させる「電子レンジドライフラワー法」、グリセリン液を植物に浸透させて乾かす「液体乾燥法」などがあるそうです。いずれも、生花の種類に最適な方法で、ドライフラワーにします。

 それでは、今回は一番簡単な自然乾燥によるドライフラワーの作り方をご紹介いたします。花を束ねたら、花の頭を下にして花のれんのように吊るします。空気の流れで生花が自然に乾き一週間ほどで、大抵の花はドライフラワーになります。

【自然乾燥に最適な花】
 6〜8月は、ムギワラギク、ベニバナ、ハハコグサ、センニチコウ、ルリタマアザミ、ノコギリソウ、ユウギリソウ、スターチス類、ケイトウ、ホオズキなどなど。この方法に適した草花はムギワラギクのように生きた生花のときから花びらに水分が少ない植物や、ノコギリソウやベニバナなどのように繊維の強い雑草類が適しています。

【美しく仕上げるために】
 生花の水分を早く脱水、乾燥させることです。そのためには不用な葉はできるだけ取りましょう。花束にする本数は少ないほど早く乾きます。たとえば、ムギワラギクなどは5本くらいを1束に、ハハコグサなど茎の細いものは10〜20本くらいが良いようです。バラやベニバナなどは、ハンガーに1本ずつ洗濯バサミではさんで吊るすと手軽に早くできあがります。

【吊るす場所】
 室内で空気の流通が良く乾燥している場所が最適です。たとえば、天井に近い鴨居やドアの周り、エアコンの通風口台所などなど。不向きな場所は直射日光があたる窓際、壁面はこれからの梅雨時には空気の流れが悪く、生花が蒸れて腐りやすいので注意が必要です。

【飾り場所・保存法】
 窓辺のカーテンが自然に色あせていくように、ドライフラワーも直射日光には弱いようです。直射日光の当たらない湿気の少ない場所に飾りましょう。保存する時も、通気の悪いビニール袋などには入れず、新聞紙などで、くるりとつつみ込むように湿気の少ないところにおくと良いでしょう。


「勾玉の形のお話」
 勾玉を国語辞典では、わが国の古代の装身具の一種。巴の一片に似た形で、穴があり、ひもを通して首などにかけたと書いてあります。この形は、日本で生まれやがて朝鮮半島に伝わったそうです。ひらがなの「つ」のように曲がるという意味を持つ「勾」の字を当てたという説。お母さんのお腹にいる赤ちゃんの姿をかたどったという説。最初のころはイノシシなどの動物の牙を使って作ったため牙に似た形になったという説。などが有力ですが本当のことはわかりません。時代とともに形は少しずつ変わり、古墳時代にはカーブがきついカタカナの「コ」の字に近い物が主流に、大きな勾玉に小さい勾玉がいくつも付いたものも登場するなど時代とともに形が変わり当時のファッションにも流行があったようです。


「花壇の配色のお話」
 花壇を上手に利用するには、それぞれの花の特性を知っておく事はもちろん大切ですが、配色レイアウトを上手く行う事によって、より一層美しい花壇作りが出来ます。基本は、赤と黄、黄と青、青と赤、の3原色を取り入れる方法で、補色の橙、緑、紫を含めて6色の花色を上手に使って作ります。赤と緑、黄と紫、青と橙などを並べた場合には著しく鮮明な花壇になり、一方互いに近い色合いのものを並べると落ち着いた感じの花壇になります。

★春花壇の配色
春花壇は、気候的に温暖であることを考慮して暖色を主体にレイアウトし、一部に寒色を添えるようにします。しかし、あまり濃い色は暑苦しい感じを与えます。基本的にはやや淡い色の草花が良いと思います。

★初夏から夏花壇の配色
日本の夏は蒸し暑いため、春花壇のように暖色を主体にしないで寒色を主体に一部に暖色を添えるようにします。涼しい感じの花壇にすることが出来ます。


「園芸ひとくちメモ」
どのような植物でもム肥料ではあまりよく育ちません。
肥料の3要素のお話です。

チッ素(N)  植物のたんぱく質や葉緑素を作る役目をし、葉の色を濃くし、葉を大きく茎を太く高くします。
リン(P)  細胞分裂を盛んにする役目があり、根茎の分枝や葉の数、実を多くします。
カリウム(K)  糖やデンプンたんぱく質を作り、それを移動させたり蓄積する役目をします。

肥料を与える時期や施肥の注意についてのお話
 肥料は元肥あるいは追肥として施しますが、元肥は、その年の全生育期間にわたってその植物に肥料を供給する目的で施されるものですから、植物の生育活動が停止する晩秋から冬の間に与えます。
 追肥は、与えた直後に直ぐに吸収させる目的で施すものですから植物の生育期間中に、1〜3回に分けてそのつど与えるようにします。たとえば、萌芽前の3月新芽の萌芽伸長を助けるために、入梅時期の6月、それに9月上旬秋芽の充実を図るために与えるのが一般的です。また、花の観賞が終わった直後、あるいは果実の鑑賞や収穫が終わった直後に施す場合をとくにお礼肥えと呼んでいます。
 施肥の注意について、発芽直後の苗は、根が若くて充実していないため根腐れの原因になります。また、植え替え直後は2〜3週間は原則として肥料を与えません。これは、植え替えのため根が切られ養分の吸収能力が低下しているため肥料を与えてもあまり効果がない、根の切り口が肥料によって腐敗しやすくなるのを防ぐ目的があります。また、根の生育状態が悪くて衰弱しているものに肥料を与えてもあまり効果はありません。 


「色(色彩)についてのお話」
 今回はちょっと専門的な色についてのお話です。色について、1886年にヘルムホルツという科学者がどの色にも三種の異なった特徴または次元のあることを発見しました。20世紀初めには、絵の教師アルバート・マンセルが色の分析と体系化の方式を完成させました。このマンセルの体系が今でも広く世界で用いられています。

 色彩には三つの要素があります。第一は色相で、これは赤、青、緑といった色を識別する名称です。第二は明度で、これは色の明暗を表わします。第三は彩度で、これは色の鮮やかさ、にぶさをいいます。

 色環は色相がどのように関連しあっているかを示す色の輪です。色環にある色は全て三原色とよばれる赤、青、黄からできています。赤、青、黄の三原色は色と色を混ぜてつくることはできません。しかし、他の全ての色はこの三原色の混合によってつくることができます。三原色のうちの2色を混合してできた色を間色といいます。黄と青を混ぜると緑。青と赤を混ぜると紫。黄と赤を混ぜるとオレンジ。この緑、紫、オレンジを間色といいます。この間色とすぐ隣の原色を混ぜると、さらに黄緑、青緑、青紫、赤紫、レッドオレンジ、イエローオレンジの6色ができます。色環で互いに隣り合った色を類似色正反対の位置に向かい合った色を補色といいます。色合いが何かヘン??色彩は互いに影響しあいます。たとえば、絵の中に色を置きます。その色はきまって周りの色の影響を受けます。

 ◎色に面白みがないとき「補色」を加えてみましょう。緊張感が生まれ各色が生き生きとします。

 ◎色がきつすぎるとき「明度と彩度」を揃えると不思議に収まりがよくなります。たくさんの色数を使うときに有効です。白、黒、グレーのいずれかを配色に加えてもまとまりがよくなります。

 ◎なんとなく、落ち着かないときは、同系色同士の配色。強い補色関係の色がないことがやすらいだ落ち着いたムードを生みます。理論で選んでも「イメージは大切」。たとえば、野菜や果物直販のホームページが黒バックに紫文字の色使いではとても買いたいとは思いません。静かで感傷的な場面に強い赤や黄色はあいません。赤は視覚に強く訴える性質を持っています。情熱など強い情緒を感じさせる色です。明度や彩度を加減させれば情緒の変化を幅広く表現できます。暖かいオレンジは、親近感に満ちた暖かい人間性を表わしたいときに向いています。食欲をそそる色でもあります。

 黄色は日の光や生命を感じさせる幸福感に満ちた色です。緑は外気や生長するイメージがあります。黄緑は黄色とよく調和して楽しげなムードを感じます。冷たい青みがかった緑は距離感、大気、水を・・そして静かで平和な雰囲気を感じさせます。青は暗く神秘的、グレーを帯びると憂うつで陰気な感じを与えます。紫は暗く重々しい高貴な色です。赤紫は非常に豊かな感じなので豪華さとか優雅さを表わすのに使われます。

 興味を持った方は、ぜひいろいろと調べてみてくださいネ。とても奥の深い興味深い世界です。


「我が家の風邪対策のお話」
 風邪のシーズン風邪の予防は手洗い、うがい、睡眠食事・・規則正しい生活。でも、現実は厳しいです。ひく時はひいてしまいます。そんな時、一度お試しくださいネ(^^)

ひきはじめの時には、刻みネギ、おろしショウガ、少量の味噌、そこに熱湯を注ぎかき混ぜた「生姜湯」がお勧めです。

のどの痛みには、梅干入りの番茶でうがいをするとよいですよ。梅干を一個つぶして湯飲み茶ワンに入れ、その中にぬるめの番茶を注ぎ、食塩を少し加えてよく混ぜます。たんが切れてのどがすっきりしますよ。

せき止めには、ナンテンの葉を煎じて飲むと、せきにとても効果があります。ちょっと苦いので砂糖や蜂蜜を入れて飲みやすくしてくださいネ。


「七草粥のお話」
セリにはじまって、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、スズシロどれも土臭くて減退気味、お正月疲れ気味となった食欲を気分をそう快にしてくれる香りと彩りです。たとえば、ペンペン草とも呼ばれるナズナには利尿や解熱作用があるそうです。それぞれに健康に役立つ効力があるそうです。人里にもよく見られ、ちょうど冬の季節でも新芽が残っているので古くから食用の習慣になっていたようです。


「お餅の色々なお話」
◎伸し餅を楽に切る方法・・
 伸し餅を切る時、包丁の背に添える手が痛くなって大変です。そこで、なるべく厚手のゴムホースを15cmほど切り開いて包丁の背にはめ込むととても楽に切れるようになりました。

◎お餅をふっくら焼く工夫・・
 @ガスコンロに金網をのせて餅を焼く時、フライパンを逆さまにして上からかぶせてみたところ、弱火でも熱伝導率がよく、ふつくらときれいにしかも焦げずに焼けました。火を小さくして焼くのがコツです。
 A硬くなったきり餅やお供え餅を焼く時は、ストーブの上に脚のある金網を敷き、その上に餅を並べて深みのある鍋のふたをすると、短時間でふっくらと焼きあがります。

◎お餅のカビ、ひび割れを防ぐ方法
 雑煮用の餅を保護する場合、漬物用のポリ容器の底に、練がらしをどんぶり鉢か深皿に入れて置き、網(ポリ袋にからしがくっつくのを防ぐため)をのせた上にポリ袋にい入れた餅を入れ、餅の間に酒粕を適当にちぎって混ぜます。こうしておくと、一ヶ月たっても餅にカビが生えたり、ひび割れすることがありません。暖かい冬なら、途中でからしや酒粕を取り替えるとよいでしょう。使用済みの酒粕は酒汁に使います。

◎お供え餅をつき直す
 お正月のお供え餅を荒く砕き、水に浸して水餅にしておきます。そして、新たにもち米を蒸します。その時にこの水餅もいっしょに蒸し、中にピーナッ、もみ海苔、ゴマ、砂糖などを加え、餅つき機でつき直します。味がついていますので、焼いてそのまま食べることができます。(以上は、暮らしの知恵袋からのお話です)


「しし座流星群のお話」
 4年前の11月よりいわれてきた、しし座流星群がまたやって来ました。出現期待の可能性があるといわれ、英国のアッシャー博士は日本の流星群の出現予想について、ピーク時刻まで挙げてきています。

 ★18日19時ごろ
 ★19日2時30分ごろ
 ★19日3時20分ごろ

 18日は月齢3.2。月明かりが無くて流星観測には好条件とのことです。(日本天文学会会員、関さんのお話)ワクワク、ドキドキ・・300年に一度?の天体ショーを見ることができました。とても、感激しました(^.^)


「秋の七草のお話し」
 万葉集に詠われている山上憶良の秋の七草の歌「萩の花尾葛花なで麦の花女郎花また朝がおの花」。ここに登場している秋草は古くから秋に咲く花として親しまれています。萩の花(ハデ)、尾花(ススキ)、葛花(クズ)、なで麦(ナデシコ)、女郎花(オミナエシ)、朝が(キキョウ)など、万葉の時代には、秋咲きの野草として憶良が好んだ花だったようです。

余談ですが春の七草は、「せりなずなごぎょうはこべら仏の座すずなすずしろ、これぞ七草」といわれています。せり(せり科で水生植物)、なずな(ペンペン草)、ごぎょう(ハハコ草)、はこべら(ハコベ)、仏の座(コオ二タビラコ)、すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)です。


「ネックレス用語のお話」
☆チョーカー 約35cm 首の付け根にピッタリの長さ
☆プリンセス 約40〜43cm ネックレスの一番基本の長さ
☆マチネー 約53cm 普段使いの長さ
☆オペラ 約70cm チョーカー2本分の長さ 
☆ロープ 約106cm 2回首に巻きつけて2連のネックレスとして使える一番長いタイプ


「あなたの肥満度チェックのお話」
あなたがどのくらい太っているのかチェックしてみましょう(^.^)

身長[m] x 身長[m] x 22 = 標準体重[kg]

あなたの身長を2乗して、それに22をかけた数字が標準体重。これより10%以上多いときは要注意です!!


「スガレ追いのお話」
 もう、ず〜と前の今ごろ・・・子供のころ、親戚の叔父さんと行ったハチ追いのお話。ハチ(スガレ)追いに、持って行くものはカエル、綿、糸それに小さなハサミ他ハチがいそうな見通しがよいなだらかな場所にカエルを使った基地をかまえます。少し野蛮なんですが、カエルの皮をむき、裸のカエルに木の枝を刺しそのカエルを刺した枝を土や木に固定して・・・ここに、ハチが来るのを待ちます。その間にハチに抱かせる目印となる綿を(綿を、薄く平らに伸ばし一方の端を糸で、もう一方の端にはハサミで切ったカエルの肉片を結び付けます)作っておきます。そして、カエルの肉片を抱いて自分の巣に持ち帰るハチを木や、やぶや、川や、石の上を綿の目印を頼りにひたすら追い続けます。これが実におもしろかったです。そして、生で食べさせられたハチノコの、なんともいえない甘いジュワ〜としたあの味は、今でも鮮明に覚えています。(たのしかったな〜)PS、ハチにも大小があって綿と肉片の大きさが実に難しい。あまり小さいとハチがなんなく飛び回り、すぐに見失ってしまいます。あまり重いとこんどは嫌がり思うようには飛んでくれませんでした。


「背を風に左手を出せのお話」
 これは台風の中心の方向を風向きで知る方法です。吹く風を背に受けて立ち北半球では左の手、南半球では右の手を横に出せばその方向に台風の目があるそうです。北半球と南半球で出す手が違うのは、渦の巻き方が逆になるからです。手を出す時は少し斜め前方が良いそうです。これからの、台風シーズンお試しくださいね。でも被害の出るような大きな台風はお断りですが・・・


「切り花を長持ちさせるコツのお話」
 切り花は、種類によって水揚げが良い花と悪い花があり、温度が高いほど難しいようです。
 @高温では、水が腐ってしまうので毎回の水替えをする。

 A延命剤として、少々の砂糖を加える。

 B水切りを毎日行う。花器に入れる時には水切り(水中で花茎を切る)を行いますが、毎日花茎を少々(1cm位)切っておくようにする。

 C花器はいつも清潔にしてカビなどの雑菌をそのままにしておかない。花器はいつも熱湯などで消毒するとよいようです。

 D直射日光など暖かい所へ置くことは出来るだけさけて涼しい部屋でお楽しみ下さい。一度お試しくださいね。(生涯学習庭木と果樹手入れ園芸、2級インストラクター店長のお話でした)


                    


 ガ ラ ス に つ い て の い ろ い ろ な お 話

「ガラスの起源についてのお話」
 ガラスの起源にまつわる話として、大変有名な話があります。古代ローマの博物学者,プリニウスのフェニキア船の物語にフェニキアの貿易商人が、ある砂漠で食事の用意の為積荷にあったソーダ魂でかまどを築いて焚き火をしたところ、その燃えカスの中から,キラキラ輝く透明な小さな魂発見したと記してあります。

 しかし、焚き火をしたくらいの温度で砂がガラスに変化することはありません。たしかに、ソーダ灰と白砂が溶解するとガラスはできます。しかし,摂氏1300度以上の高温でないとガラスはできません。ですから、ここに起源を求めるのは少し無理があり一つの逸話なのです。しかし、ガラスの起源の真偽はともかくとしてガラスはいつも人間社会の文明と進歩に大きくかかわりをもち実用と工夫がなされ現在に至っています。ガラスという魅力的な素材は,起源一つ考えてみても大変ミステリアスな部分を残しています。


「ガラスの種類や性質についてのお話」
■ガラスの種類について・・・
 ガラスはその成分によっていくつかの種類に分けることができます。

 (1) ソーダ石灰ガラス * ソーダガラスとも呼ばれ日常使われる食器やガラス瓶類、板ガラス・・など私たちの身近でもっとも良く使われているガラスです。たたくとやや鈍い音を出し、重量感はありません。透明度はやや少なくガラスの基本的な原料である珪砂、ソーダ灰、石灰岩からできています。

 (2) クリスタルガラス * クリスタルガラスは、鉛ガラスともいわれ珪砂、炭酸カリウム、酸化鉛を主原料としています。高級食器、工芸品に使われる他、レンズなどの光学用に使われています。その特徴は、透明で外観的に美しい輝きを持ちカットグラスのように加工が容易で、たたくと澄んだ金属音を出し重量感があります。私たちがあつかう手工芸ガラスはそのほとんどがソーダガラス、鉛ガラスです。また、成分中に含まれる鉛分が少ないものをセミクリスタルガラスといい、透明度はソーダ石灰ガラスとクリスタルガラスの中間になります。

 (3) カリクリスタルガラス * ソーダ石灰ガラスより青みが少なく、透明度の高いガラスです。これはソーダ石灰ガラスの原料のひとつである、ソーダばいの代わりに炭酸カリウムが使われています。耐熱、耐水性に優れ薬品にも強いので化学用器などに使われています。

 (4) ホウ珪酸ガラス * 耐熱性、急熱急冷にとても強いガラスです。成分は珪砂、石灰石、ホウ酸です。おもに寒暖計や化学実験器具に使われています。

このように、ガラスはそれぞれの使用目的にかなうような性質を与える成分を使って組成を組み合わせて作られているのです。

■主なガラスの成分や原料について・・・
 ガラスは、形成物質と補助物質で構成されています。形成物質は、ガラス形成酸化物ともいい無水ホウ酸、二酸化ゲルマニウム、酸化リンなどです。補助物質は修飾酸化物といい酸化鉛、酸化亜鉛、酸化バリウム、酸化アルミニウムなどで、ガラスに溶解性、着色、不透明度、化学的耐久性、伝導性などを与えています。

珪砂(珪酸) 珪石を細かく砕いたもの純度99パーセントの珪酸からなる半透明物質不純物の多い珪砂は瓶ガラス製造に、酸化鉄含有量が0,002パーセント以下の珪砂はもっとも透明な光学ガラスやクリスタルガラスに使用されています。
ソーダ灰 珪砂をガラスの状態に溶けやすくする。
石灰石 溶解したガラスを固め、耐久性をもたせる。
炭酸カリウム ガラスに光沢を与え、硬質のガラスを作る。
酸化鉛 ガラスの比重、透明感を高めます。
ホウ酸、
炭酸バリウムフッ化物
融剤として使用されるもので、ガラスの溶解を早め耐熱性を高め膨張率を抑えます。
亜ヒ酸、
酸化アンチモン
脱泡剤として使用されるもので、均質に泡やすじのないガラスを作る添加剤でその泡切れを助けるもの。

■ガラスの色について・・・
 ガラスに色をつける方法は、大別して2通りあります。

@原料を調合する段階で、色をだす金属酸化物を混入し、溶かして発色させ全体に色をつける方法。

Aガラスの表面だけ色をつける方法(3種類あります)
 ・ラスター彩色・・灼熱の状態にあるガラスに金属酸化物などを霧状に吹き付けていろいろな色合いの玉虫色や虹色にする。
 ・イオン交換で着色する方法・・酸化リチウムを溶かしたガラスを、硝酸銀や酸化銅の加熱液の中に浸しておいて、ガラスの表面を黄色、赤色にイオン交換で着色する方法です。
 ・エナメル彩色・・色ガラスの微粉を、松やにの入った油で練ってそれをガラスの表面に塗布し、これを500〜600度の温度で焼き付ける方法です。また、金液やプラチナ液などを使って、ガラスに金色や銀色の絵や文様を焼き付けることもできます。

 ★着色剤の材料の説明です。
  鉄・・青、青緑、黄色
  胴・・緑、赤
  マンガン・・緑、赤褐色、黒
  コバルト・・濃紺
  ニッケル・・青紫、紅
  クロミウム・・橙、黄、緑、暗緑
  硫黄・・黄〜褐
  炭素・・黄〜褐(ただし、硫黄が含まれないと発色しない)
  ウラニウム・・黄緑色の蛍光を発色
  金・・紅、紅紫
  銀・・黄、赤黄
  セレニウム・・黄、橙、紅、褐

 ガラスの色について色の混合のお話
フュージングで、色ガラスを重ねあわせて融合させた場合、ガラスが重なったところは色の混合が起こります。基本的には絵の具の混合に似ています。黄色のガラスの上に青色のガラスを重ねれば緑色になり、同じ青色でも厚くなったところは濃い色になります。

■ガラスの性質について・・・
 ガラスは熱伝導がわるい素材であるために急熱急冷に弱く壊れやすい性質をもっています。ガラスを徐々に熱していくと、熱性を失いやがて溶けて水飴のようになり、冷めるにしたがってもとの性質に復元され固まっていきます。この性質を利用して私たちは独創的なガラスアクセサリー制作しています。とても、独創性の高い素材です。ある程度の高度があるのでキズが付きにくく、硬度があるガラスほど熱に強く、光沢もあります。
 ガラスの性質についてもう少しお話したいと思います。ガラスが溶けている状態はあめ細工のあめが溶けているときによく似ています。熱を加えるとともにやわらかくなり、冷めると冷たく硬くなってしまいます。しかし、大きく違う点は、あめ細工は直接手で触れますが、ガラス細工は、そういう訳にはいきません。いろいろな工具を使って細工をしなければなりません。たとえば2枚のガラスを溶かし合わせるとき、大切なのはその温度管理です。ガラスをむやみに溶かしあわせてもそれが満足する結果になるとは限りません。また、徐冷をおこたれば、ガラスはその温度に耐えられず割れてしまいます。


ガ ラ ス ア ク セ の 製 作 工 程 の お 話

「アクセサリーの製作工程の簡単なお話」
 私たちは、ガラスアクセサリーを製作する時、ガラスの本場であるイタリアやアメリカからの輸入ガラスを使います。 ピンク、ブルーなど様々なカラーに加え、玉虫色に輝く魅惑的なガラス、絵の具を流したような美しいガラス等見ているだけでわくわくしてきます。そんなガラス工芸の面白いところは、思いどおりにいかない時もある反面、思わぬよい作品にであえる時があることです。その瞬間がガラス工芸の醍醐味です。

(1) ガラスをデザインにあわせてカットします。カットはとても難しく、思うようにはいきません。
(2) カットしたパーツをデザイン通りに合わせてフュージング(溶け合わせ)します。電気炉が800度以上になったころガラスはうまく溶け始めています。しかし、このタイミングが非常に難しいのです。タイミングがずれると作品のイメージが全く変わってしまいます。毎回この時が最も気を使うところです。
(3) 炉から出した後しっかり徐冷します。この徐冷も作品の良し悪しを決めるので、とても重要な工程です。
(4) 除冷が完了したらキレイに研磨しワックスがけをします。
(5) 作品のイメージに合ったチェーン、リング、ピンなどを作品に取り付けます。

「トンボ玉の製作工程とトンボ玉の歴史についての簡単なお話」
 トンボ玉は芯に穴が開いたガラス玉に色々な模様を描いたものです。トンボ玉は日本独自の呼び方で、欧米ではグラスビーズが総称です。トンボ玉のルーツは今から3,500年前ガラス工芸が発達していた古代メソポタミアやエジプトで始まり時代と共に広く各地に伝えられました。天然の宝石にも勝る宝物トンボ玉は、複雑な模様や微妙な色合いまで・・、巧みなトンボ玉には限りがなくその変幻自在な模様に魅せられた人たちが今も変わることなく人々の心を捉えて放さない不思議な魅力のガラスといえます。
 トンボ玉は金属棒の先に離型剤を塗り重ねて玉穴を作り、これをバーナーであぶりながら色棒ガラスを溶かして巻きつけていきます。常に火の上から外さない様に一定の大きい巻取り下地となる玉を作ります。これに他の色棒ガラスで点や線や色々な模様を溶かし込み、コテで形を整えながら成型していきます。最後に炎の上でしばらくあたため直します。いきなり冷やすと玉が割れてしまうので必ずこの作業をするようにします。徐冷剤の上に置き、さらに上にもかぶせて徐冷。約一晩ほどこのままの状態で置いておきます。次の日、水道水で離型剤を洗い流して金属棒からトンボ玉をはずします。

「板ガラスに穴を開けるお話」
 みな様からご質問の多い板ガラスに穴を開けるお話です。5mm厚のガラスに直径5mm位の穴を開ける場合で説明してみます。

(1) 刃先としては、ダイヤビットを用意します。円筒形ビット径1〜1.5mm、 円錐形ビット(小)径3mm 、円錐形ビット(大)径5mm ホームセンターなどで売っています。
(2) 円筒形ビットは1〜1.5mm位の細いビットが一番穴を開けやすいと思います。また、先のとがった円錐形ビットよりも先の平らな円筒形のビットのほうが開けやすいようです(先端のダイヤ面がガラスを削るからです)最初円筒形ビットで穴を開け、円錐形ビットで穴を大きくしていきます。
(3) ドリルでもできないことはないと思いますが、扱いにくいので、ミニルータ−を使うと便利です。力が強く回転スピードは最低が適当です。ホームセンターなどで買えます。
(4) 最初に円筒形ビットをミニルータ−に取り付け、水をかけながら、ビットの先をガラスに45度にあて、しっかりと窪みをつけます。この時、ごく軽く押し当てることがビットを長もちさせるこつです。
(5) 窪みができたら、パットの中にガラスが浸るくらいの水を入れます。クッションになるようにガラスの下にボロ布などを敷きます。ダイヤビットをガラスに対して直角に立てて押し込んで行きます。水中で少しずつ穴を開けていきます。一分位で直径2mm位の穴になります。その後、円錐形ビット(小)径3mm → 円錐形ビット(大)径5mmの順で穴を拡大していきます。

 穴あけは慣れないと少し難しいかもしれませんが、上記説明をご参考に挑戦してみてくださいね。慣れれば上手に穴を開けることできますよ(*^_^*)


「アクセサリーを作る時に使うガラスのお話」
 この写真は、私たちの工房でアクセサリーを作る時に使う専用のガラスです。アメリカのブルザイ社や、イタリアのアジロ.モレッテイ社などのガラスです。その他にもいろいろなガラスを使います。これらの素材を中心に私たちは心をこめてアクセサリーを作っています。

 ◆ブルズアイ社◆ アメリカのオレゴン州にあるガラスメーカーで、ガラスの表面が猫の足跡を思わせる模様になっているのが特徴です。色は大きく分けると透明色と不透明色に分けられ、例えば同じ赤でも光を通すものと、通さない不透明な物があります。ほかに、色の濃淡をマーブル状に混ぜ合わせた板ガラスや、ケーンと呼ばれる糸のように細くしたガラス、ガラスチップを入れて作った板ガラス、色ガラスを細かく砕いたフリットガラスなど、たいへんバラエテイーに富んでいます。

 ◆アジロ.モレッテイ社◆ ミルフィオリで有名なイタリアのガラスメーカーです。板ガラスは主にクリアガラスになります。このガラスメーカーの特徴は、豊富な色数の棒ガラスにあります。棒ガラスは、カセドラル、オパールセントがそれぞれあり、色数がそろっています。又、棒ガラスは、イタリアのガラス職人が、吹きの容量で溶かしたガラスの塊を使い、片方を固定し、もう片方を持って走りガラスをひぱっります。走っている先からガラスは冷えて固まり、適当なところでカットして作ります。


「色々なガラス技法の一つ、フュージングのお話」

ガラスは、普通の温度では冷たい固体ですが熱を加えていき、800度前後まで温度を上げるとやわらかくなって形が変わり始めます。平らな所に重ねられた※膨張係数の揃っているさまざまな色ガラス同士は、くっついて次第に一枚の板に近づいていきます。この技法をフュージングと言います。フュージングをする時には、必ず膨張係数が合ったガラスを使います。

 ※膨張係数とは膨張と収縮の割合を表したものを言います。膨張係数はガラスを1度暖めるごとに、ガラスの長さが増加する割合をパーセンテージで表した数値です。 例えばブルザイ社のガラスの場合は、90×10の-7=0.0000090となりますが通常はただ90とだけ表記します。

そして二枚以上のガラスを溶かし合わせる時、大切なのはその温度管理です。温度管理は、ガラスを過熱することから始まりガラスを室温まで冷ますところまでが一つの大切な工程です。普通、加熱から除冷までを6段階に分けて温度管理をしています。特に加熱したガラスを徐々に冷ます(除冷)という過程はとても大切な工程です。加熱し再度冷たい固体に戻ったガラスはミクロの構造上その過程で起こるガラス内部の構造的変化が限度を超えてその破壊に向かう構造的変化が歪(ひずみ)です。

熱を使ったガラス造形を成功させる上で最も重要なことは、この歪みを最小限にとどめる為の温度管理ということになります。どのような温度管理を行えばよいかを知ることが、思い通りの造形作品を仕上げるコツなのです。ただしこの温度管理は使用する電気炉やガラスの色、性質、デザインなど色々な条件によって異なる為注意が必要です。温度管理はいろいろな条件に合わせた、成功例はもちろんのこと、失敗例も必ずデータとして残すようにしなければいけないと思っています。そうすることでその電気炉を使う際の温度管理の仕方の把握、どうして失敗したのかがわかるようになります。温度管理における6つの重要な工程は次の通りです。


1.初期加熱 400〜480℃位までは窯の温度を約1時間くらいかけてゆっくり温度を上げていきます。
2.急加熱 400度を過ぎたら初期加熱よりも速いペースで急速に加熱します。約800℃まで加熱していく途中でちょうど良いガラスの溶け具合になるのが目安です。
3.急除冷 作品がちょうど良く溶け合ったと判断してから、500度くらいまで温度を急速に下げることをいいます。
4.温度の均一化 急除冷の段階を過ぎたら、電気炉内の温度を均一に保ちます。このときにかかる時間はガラスの厚みなどで違いますが、30分〜1時間くらい保ちます。
5.緩慢な除冷 400〜350℃まで、この期間は歪みが残らないように時間をかけて徐々に冷まします。
6.室温までの除冷 300度台まで下がったら、あとは電気炉の電源をオフにして炉が自然に室温になるまで冷まします。

電気炉はメーカーや規模によって性能が異なります。フュージングの温度管理は、ガラスを加熱することから始まり、ガラスを室温まで冷ますところまでが一つの大切な工程です。


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